Mojo Cafe

Tel0422-27-2676
〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-12-4 2F

2016年1月8日金曜日

2016年 明けましておめでとうございます・・・そして昨年を振り返って・・・

 あけましておめでとうございます。
 
 皆様、いかがしてお正月を迎えられましたでしょうか?1月とは思えない暖かさでしたからいろいろとお出かけになられた方も多かったのではないでしょうか。
 私も、ここぞとばかりに普段の3倍くらい寝て、5倍くらい食べて、10倍くらいお酒を飲みました~!
 (ここ、笑う所ですからね~)

 新年早々、ライブ企画がMojo Cafeとしては目白押しでありがたいことです!みなさん、ホームページで確認して是非見に来てね~!

 そして、年末ブログ投稿し損ねたので(すいません)、新年早々(全然早々じゃないですね・・・すいません)ですが昨年の振り返りです。

 2015年もたくさんの方々にMojo Cafeにお越しいただき、目に見えるものも見えないものも、たくさんのもの事思いがMojo Cafeに持ち込まれたように思います。そういったものがMojo Cafeの温もりに変わっていくのかな、なんて思います。なんか、あまりにたくさんの事がここでおこっていて、そのすべてを振り返る事は難しいのですが、なんとなく思い出せたことをいくつか・・・


 1月はKUNIO KISHIDAさんのライブがありました。心温まるブルースの夜をありがとうございました。


Cafe&Restaurantという雑誌に記事を載せていただきまた。

 Mojo Cafeでも何度か演奏していただいた西村勇紀くんが出来たばかりのセカンドアルバムのCDを持ってきてくれました!BrightLight  by  Yuki Nishimura     この中でも『霧笛』という名曲があります。これは素晴らしいんですよ。またLiveやってもらおうと思います。
http://www.yukinishimura-officevillage.com/





2月には瞳ちゃんのライブがありました。この時からおがちゃんとのユニットで演ってもらうようになりました。







2月には、映画、忌野清志郎 ロックンロールショー TheFILM #1入門編が公開されました! 続編ははたしていつになるのだろう?




「歌追い人たちのアメリカ」という本が刊行されました。これは数年前まで西荻窪にあった、アメリカの古いフォークをアナログレコードで聴かせるある店のお客様たちが執筆した、マニア度のかなり高い本です。なかなかすごい本です。刊行後の打ち上げをMojoCafeでやっていただきました。MojoCafeにありますので是非手に取ってみてください。









3月にはSleepyhead jaimieのライブがありました。オープニングからフィニッシュまで緩むことなく楽しいノリノリの演奏を聴かせてくれました!ゆくさん、すわくん、ありがとうございます。














以前MojoCafeでアルバイトしてくれていた愛ちゃんが山口の実家から訪ねてきてくれました。久しぶり~、元気そうでした!社員旅行で東京に来たとの事でした。(鼻の下のびてるって言うな!)


 そして、サントリー プレモル マスターズドリームを飲む会やりましたね!あのサントリー最高品質を謳ったマスターズドリームを一樽、あっという間に空いちゃいましたね!飲み比べると良くわかりますが、これは本当に美味い!超達人店で飲むマスターズドリームは絶対的に美味いですよ!


 5月、GWには駅前で吉祥寺音楽祭のメインステージが組まれ、なじみのもっちん(持田浩嗣さん)や佐野史郎BANDの面々も出演されていました。潤さんもいたはず、とお聞きしました。(店があってこんなに近いのに見に行けないとは!)
                               


そして・・・あのB.Bが・・・ R.I.P B.B.キング・・・

 サントリーのキャンペーン、「飲食代(3,000円)キャッシュバック」。これはすごかった!何がすごかったって・・・Mojo Cafeのなじみのお客様で応募された方、全員が当選してました!中には2度当選された方も何人かいらっしゃいました。いったいなんなの?サントリーさんからMojo Cafeが優遇されてた?との噂も・・・(’笑)





Mojo Cafe初のお笑いライブもやりました。お笑いコンビ「モクレン」のお笑いインプロショ―に、Ploughというバンドのフロントマン、荒井遼太くんの弾き語りを組み合わせたライブです。インプロショ―、新しいお笑いのスタイルです。この後年内に2回(都合3回)のライブをやっていただきました。



 そしてMojo CafeといえばBlues、ブルースライブ、菅原広巳さんと深川慶さんのライブもありました。慶さんはドブロのスライドギターで日本語ブルース、菅原さんはオーソドックスなカントリーブルースです。ブルースに酔いしびれた夜でした。












その後、菅原さんにはMojo Cafe5周年記念ライブ(第一弾)にも出演いただきました!ありがとうございます。

9月の吉祥寺祭りをはさみ、久しぶりのTravelogueそして初めてのmemekoちゃんライブ




←Mojo Cafeから神輿





 飛び道具満載のmemekoワールドでした~。memekoちゃん最近ご結婚されたようで、おめでとうございます。末永くお幸せに!

 

           Travelogueのお二人、Stillwaterさんと奈緒美さん、素晴らしいライブを企画してくれてありがとうございました。ほのぼの、とても良いライブでした!





 そしてやってきました、Mojo Cafeオープン5周年!記念ライブ第一弾、W.C.カラスさん(OA菅原広巳さん)の ライブでした。



W.C.カラスさんのパワフルなプレイと、力強くも堅実な菅原さんのギタープレイ、素晴らしかった~!ありがとうございました!


そして5周年記念当日、これはもうお祭りです!

 Mojo Cafeでは初のキャッシュオン、ほぼスタンディングのライブです!

 持田浩嗣with FRIENDS
       もっちん   v  ag
       ワラスさん  b
   ナカソンくん  g
   タヒさん    p
 
  
 スタート前からゲストを盛り上げるもっちん、そして固めるバックも素晴らしいです。見てください、ギター ナカソンの笑顔のプレイ!


 二つのライブで5周年を盛り上げていただきました。カラスさん、菅原さん、もっちん、ワラスさん、ナカソン、タヒさん、ありがとうございました。そしてお越しいただいた、また残念ながら来れなかった皆様も、ありがとうございました。これからも宜しくお願いします!


そして、ありがたいことに沢山のお花とともにこんなプレゼントまで。



 ギターにピック、レコードやMojoのワッペン
もったいなくて未だに食べれません(笑)












 そして12月は偶然にも2冊の雑誌にMojo Cafeをご紹介いただきました。一つは『BLUES,SOUL  Record』誌、そしてもう一つは『Whisky Voice』というサントリーさんが発行しているバー業態向けの冊子。BSR誌は音楽系のお店紹介で、WV誌はバーとレコードというテーマでMojoCafeを紹介してくれています。


 こんな似顔絵まで描いて載せていただきました!











 そして、2015年最後のイベントは、2月、5月、8月に続き今年4回目となる吉村瞳&小笠原友子のライブです。
 何回見ても新たな発見と感動のある彼女たちのライブ!慣れたMojo Cafeの空間にて堂々たるものでした!いつも素晴らしい演奏をありがとう。Mojo Cafeの常連さんはみんな瞳ちゃん、オガちゃんのファンになっちゃいましたね。

 2015年もMojo Cafeの、この決して広くはない空間で、たくさんの出来事があり、多くの主役が生まれ、まるで魔法の空間が出来上がりました。すべてMojo Cafeにお越しいただいた皆様のおかげです。Mojo Cafeにたくさんの魔法を持ち込んでいただきありがとうございます。

 2016年、オープン6年目、まだまだ足りないことがいっぱいありますが、一つ一つ何かを積み上げていき皆様の想いを支えられる店になりたいと思います。どうぞまたこの一年宜しくお願い致します。
 2015年最後に集まったみんなで!ありがとー!





2015年12月28日月曜日

ウィスキーとブルースロック ~Whisky Voice誌(サントリー)&BLUES&SOUL Records誌~

 2015年12月26日、2冊の雑誌が同時に届いた。

 BLUES&SOUL Recordsという、まあ名前の通りBLUESとSOULのミュージシャンや作品を取り上げる音楽雑誌。と、Whisky Voiceというサントリーさんが発刊している主にバー業態向けの業界誌である。

 BLUES&SOUL Records(以下BSR)誌は、「ブルースとソウルが流れる店」という、お店紹介のコーナーにMojo Cafeを掲載していただいている。
 この雑誌では以前、Mojo Cafeでライブを演ってくれている吉村瞳さんを取り上げていたり、先日もMojo Cafeオープン5周年記念ライブとして演っていただいたW.C.カラスさんも随分紹介されているのでとても光栄だ。編集部の方が何度かMojo Cafeにいらしていただいた事があるらしく、お声をかけていただいたようだ。          


 吉祥寺が飲食激戦区とはいえ、たかだか5年やってるだけで「老舗の仲間入り」なんて書いていただいてしまい、とても恐縮している・・・。

 まだまだやり足りないことだらけで、もっともっとお客様にとって良い店であるように精進せねばと、柄にもなく真面目に考えたりして(笑)

 
 2016年も素晴らしいライブや良い楽曲、アーティストをたくさんお客様に紹介できたらと思いますのでみなさま今後ともよろしくお願いします!








 そしてもう一冊、Whisky Voiceでは<バーのレコード>というテーマで、MojoCafeからは、ドイツを中心に欧州で活躍する、残念ながら日本ではほぼ無名のブルースシンガー、LAYLA ZOEさんとの交流の話を掲載していただいた。     




 この素晴らしいブルースシンガー、ジャニス・ジョップリンを彷彿させるリアルブルースシンガーのLAYLAを知るところから、おそらくは日本にMojo Cafeにある1枚しかないのではないかと言われているLAYLA ZOEのアナログレコードが、Mojo Cafeに届いたいきさつまでを紹介していただいている。

 その内容は是非読んでいただければと思うのだが、(Mojo Cafeにありますので是非読んでいただけるとうれしいです。本自体も素晴らしいものなのでじっくり手に取ってこの本を味わってほしいです)この本は文章の間にたくさんの挿絵があってこれがなかなかなのである。そういう私も、似顔絵を描いていただいており、それがこれ!
 まあ、被写体の問題はさておき、どうです?なかなかでしょ!

かなり恥ずかしいのですが、でもこんな似顔絵描いてもらう機会は滅多にないので意外とうれしいですよ!

 この冊子は、もう20年くらい続いていて、全国のBarの紹介をかねてその都度いろいろなテーマでそこのバーテンダーやオーナーから聞いた話などが紹介されている。
 表紙の絵や挿絵については、以前はウィスキー『トリス』のキャラクターを描いた柳原良平さんがお描きになられていたようだが、残念ながら今年お亡くなりになられたという事で、今はサントリーの関連会社、サン・アドの中野 直さんがお描きになられている。
 そして、編集を手掛けておられるのは,今回Mojo Cafeを取り上げていただいたサントリーの川畑 弘さんである。川畑さんはこの本を創刊した当時から担当されていて、今は「エコ戦略本部」という、およそ本の編集には無関係な部署に在籍されているのだが、この本の編集だけは川畑さんが今も続けておられる。
 そう、だからだから、この本にはバーとバーに集うお客様、そこで生まれる多くのストーリーを愛情をもって取り上げるという、おそらく創刊当初からあるコンセプトがまったくブレずに20年たった今も息づいているのである。一つの事を変わらぬコンセプトでやり続けるとは、こんなに素晴らしい事なのである。
 是非多くの方々に、MojoCafeの記事のみならず、この本の素晴らしさを感じてもらいたいので、もしこの冊子ほしい方いらっしゃれば差し上げますので、お声をおかけください。但し、先着順にMojo Cafeにご来店いただいた方、に限らせていただきます。宜しくお願いします。

 このブログを書いていたら丁度編集の川畑さんがいらしてくれた。私が、お客様にWhisky Voiceを配りたいといったので、たくさん抱えて持ってきてくれたのだ。(本当にありがたいです)そしてなんとこんなプレゼントまで・・・



山崎蒸留所で瓶詰めされたシングルモルト


 今夜はWhisky Voiceを片手に、こいつを飲りながら夜を楽しもう!
 




2015年12月18日金曜日

ミュージシャン吉村瞳のこと~'15.12.13 MojoCafe LIVE~

 吉村瞳はミュージシャンである。
 曲(歌)をつくり歌い、ギターを弾く。いわゆるシンガーソングライターだ。
 

  ライブで使用するギターは主に5台、アコースティックギター2台、リゾネーター(ドブロ)ギター、そしてラップスティールギター2台の計5台。ライブの時は常にこの5台の愛機が用意されている。スライドギターを主な奏法とするギタリストなのでチューニングによってどうしても複数のギターが必要になる。


 そしてスライドを得意とする、という事は彼女のプレイスタイルはブルース・・・というかブルースをルーツとしたサザンアメリカンなロックやネイティブアメリカン達のルーツミュージックである。

 つくる歌詞は基本英語である。全て英語で歌うと決めた時に徹底的に英語の歌を聴きまくって発音を勉強した、らしい。アメリカ暮らしが長い英語の先生が、ネイティブみたいな発音、と絶賛していた。

 彼女はオリジナル曲以外にたくさんのカバーのレパートリーがある。Bonnie Raitt ,Mississippi Fred McDowell,そしてほとんどトラディショナルといってもいいAmazing GraceやTennessee Waltzなんかも歌う。



 そしてこれらのカバー曲からも想像できるように、彼女のつくる歌は大陸的なおおらかさと豊かな喜びの感情に包まれたスケールの大きさを感じさせる曲が多い。合唱団なんかで歌われても十分に楽しめるような、そんな感じ。まあ、この辺が好みとして受け入れられるかどうか、というところだろうが、アメリカの南部サウンドが好きな人にとってはどツボな感じではないだろうか。

     ファーストアルバム 『Isn't it time』→





 吉村瞳を初めて知ったのは、彼女のファーストアルバム『Isn't it time』である。彼女と同郷の名古屋在住のお客様にCDをプレゼントしていただいた。(感謝!)まさにツボにはまった、という表現どおり何度も何度もこのアルバムをMojo Cafeでかけ続けた。いつかMojoCafeで彼女のライブを聴きたいと、彼女の演奏する姿を想像しながら・・・。来るお客様にも彼女のアルバムを紹介した。そして、あるきっかけからフェイスブックのメッセージで彼女にMojo Cafeでのライブを打診した。
 Mojo Cafeはライブハウスではないし、ライブの機材もほとんど無い事もあり店側からライブを依頼するなんて事は今まで全くなかったのだが、吉村瞳にだけはこちらからアプローチした。そして彼女はこれを快諾してくれた。
 あれから、今回のライブがもう6回目、なんだかんだ言ってMojoCafeでのライブ回数は彼女が最多である。


 初めてのライブの時から素晴らしくて感動した。ラップスティールギターの奏者としての珍しさだけではなく、彼女の歌が素晴らしいと思った。



MojoCafeでの瞳ちゃん初ライブ→



 ハスキーとまでは言わないが適度にかすれた声はボニーレイットを彷彿させる。サザンアメリカンな曲にはピッタリである。

 表現力豊かではあるが過度に感情を込めた風でもなく、適度にドライな感じがまた良かった。ラップスティールの激しいスライドにのせて彼女が歌うと妙な色気も漂いだす。

 あの初めてのMojo Cafeでのライブから今回で6回目。この間に彼女達(3回目からはパーカッショニストの小笠原友子とのユニット)は大きく成長している。

 独自のパーカッションセットから繰り出す小笠原友子の迫力のリズムに、全く負けていない、どころかそれを凌駕する吉村瞳のボーカル&ギター。
 初めて見たときの彼女の歌の色気は圧倒的な迫力に変わっている。
 激しくもやさしい打楽器のリズムと心地よいコーラスもあり、吉村瞳の存在感はますます輝きを増してくる。
 Mojo Cafeの、少し年齢層の高いお客様は、もう最後は黙って聴き入るしかない。














 次回の吉村瞳&小笠原友子は2月20日(土)Mojo Cafe 、少し趣向をかえてベテランブルースシンガーの町田謙介さんとのジョイントライブです。あのマチケンさんの素晴らしいボーカル&ギターに瞳ちゃんのスライドとコーラス、おがちゃんのパーカスが絡むとどんなケミストリーが生まれるのか!みなさんお楽しみに!




2015年12月6日日曜日

ギター職人とレスポール

 先日、『Guitar magazine』の12月号を買ったのですが、実はこの号にMojoCafeのオープンにゆかりのある人の記事が載っているのです。その記事はというと・・・
                              ↓





 ギターマガジンが開催した『Handmade Effects Competition』自作エフェクターコンテストの最優秀グランプリを獲得した、その人です。
 歪系エフェクターですが、審査員みなさんべた褒めですねえ!すぐに製品化できる、とのお言葉。うれしいですねえ!



 で、何がMojoCafeに関係あるのかというと、これ・・・
             
                                                                                            ↓

 そのギター職人の彼がMojoCafeオープンの直前に、プレゼントしてくれたもの。

 1970年位のギブソン・レスポールの本物のボディです。彼曰く、ギターとして復元することは困難なのだが当時の良質なメイプル材を使用しており捨てるには忍びない、との事だったので、お言葉に甘えてフロアの真ん中の梁の所にMojoCafeのシンボル的に飾らせていただきました。

 あれからちょうど5年、今も変わらずあのレスポールのボディはMojoCafeに飾られていますよ!

 兎にも角にもグランプリ受賞おめでとう!