Mojo Cafe

Tel0422-27-2676
〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-12-4 2F

2016年10月27日木曜日

JAZZ Yoshiharu Kishimoto Presents with Tomoaki Matumoto Gests Nobuaki Ando 2016-10-6

今回のJAZZ LIVEは、前回に続いて同じデュオでの登場。
お馴染み岸本賢治さん(g)と、前回岸本さんとともにキレキレのプレイを見せてくれた松本知晃さん(pf)。
Mojo Cafeの常連のお客様が揃った中での演奏は、このデュオではMojo Cafe2回目という事もあるのか前回よりは落ち着いた感じで始まり、お客様の反応も受け止めながら自分たちのプレイを運ぶ二人の、緊張感の中にも観客を交えた一体感が感じられる演奏になっていました。(まあ、前回が前回なのでそうなるのも必然ですが・・・前回ブログ参照して下さい。)





楽しそうにプレイしているじゃないですか、松本さん。





演奏に没頭している岸本さん!




ライブの前半終了間際に二人から素晴らしいプレゼントいただきました!
前から、誰かMojo Cafeでプレイしてくれないかな?と思ってた曲・・・The Beatlesの『The Long And Winding Road』
店主への遅いバースデープレゼントですって!粋な計らい、ありがとう!心に響きました!

そして後半戦!素敵なゲストが!
サックス奏者、安藤伸明さんが彼らと一緒にプレイしてくれました!サックスが入ると音も雰囲気もガラリと変わる。サックスの音を中心として更に演奏がまとまった感じ。
そして安藤さんのサックスは抑制のきいた深みのある響き。若い二人のプレイヤーのきびきびした音に自然と溶け込んで深みのある味を醸し出してくれる。素晴らしいプレイでした!ありがとうございました!

サックスというリード楽器が入り、また観客の反応をしっかり受け止めながらの演奏で松本さんのプレイは前回より少し控えめ?かな。でもピアノのインプロに入ったときは相変わらず素晴らしい切れのある演奏でした。
岸本さん、安定の、というか音に更に深みと切れが出てきて、回を重ねるごとにいい意味で変化しているのがわかります。これが若手ミュージシャンを見る喜びでもありますね!
満席というわけにはいきませんでしたが、たくさんのMojo Cafeのお客様に彼らの演奏を聴いていただけた事でとても良いライブになりました。
お越しいただけた皆様、岸本さん、松本さん、安藤さん、素晴らしい演奏ありがとうございました。

最後まで残っていただいたみなさんと、
次回JAZZ LIVEは2017年2月23日(木)です。岸本さんの次のDuoは誰なのか、お楽しみに!







2016年10月19日水曜日

深川慶 遠藤コージ The BLUES LIVE ! 2016-9-25

ニューアルバム『花散らし』も好評、マイペースで安定、地道な活動を継続している深川慶さん、Mojo Cafe 2回目の登場。
そして横浜から初登場、遠藤コージさん。
遠藤コージさん、オープニングは客席からアカペラで、フィールドハラーと呼ばれるブルース以前の黒人労働歌を力強く歌いながら登場!
しかも、即席の『ならず者』面を被ったままギターを抱えて歌いだした!
ビリビリと面が震える音と一緒に歌われる彼の声はまさにリアルな『ならず者』の雄たけびのよう。
そして素の遠藤コージ。彼の日常から搾り出てくるリアルで行き場のない、しかし最後は解放されたいという欲求を吐き出す歌の数々は、力強さと諦観、悲しみと開き直りが同居した彼の人生観が語られているよう。
その遠藤コージのパフォーマンスを、おきて破りの(笑)連続写真でどうぞ。写真からもその力強さが感じられると思うのですが・・・いかがですか?






遠藤コージ独特の、ストンプマシン(足踏み)での強弱のリズムによる演出、またトレモロアームよろしく、このギブソン・フルアコのヘッドのペグを直接回して音をゆがませるという荒業も!
こんな独特の技法も全くギミックに感じられないくらい板についた自然な演奏で楽しませてくれる。

そして最後もアカペラで力強く歌いながらの退出。素晴らしいライブ演奏でした。
ありがとう、コージさん、また観たいよ!聴きたいよ!よろしくお願いします!

さあ、深川慶さん登場!

慶さん、前回1年ちょっと前のMojo Cafeの時と全く変わってないよお!いいなあ、慶さんのこの何とも言えないゆったりした雰囲気。
黒人労働歌がベースとなるコージさんの歌はその意味から必然的に重く激しくなりがちだが(それだけではないけどね・・・)、慶さんの歌は日常の何気ない出来事や生活感をユーモアたっぷりにちょっとエロっぽく、特別なものはなにも無いんだよ的にごく普通に歌ってくれる。コージさんとは真逆の感じがまたいいカップリングになっている。
そして今回も『兄貴の嫁さん』やってくれました。
そして必ず毎回言われるらしいです。「『兄貴の嫁さん』の続編はないの?」

無いらしいですよ(笑) この歌はニューアルバム『花散らし』に入ってます。

そして最後にこんな慶さんも・・・
慶さんも叫ぶ時がありました!

今回も素晴らしいライブになりました!慶さん、コージさんありがとう。お越しいただきました皆様、ありがとうございました!










2016年10月12日水曜日

BLUES 菅原広巳 垂水秀人 ライブ 2016・9・9

菅原広巳氏のブルースライブ、今回の共演は垂水秀人さん。

菅原さんはお馴染みカントリーブルース、垂水さんはブルースというより、もっとPOPでフォーキー、時にブルージーという感じ。邦楽、洋楽のカバーを交えながらオリジナルソングを歌うシンガーソングライター。


そして、オープニングは垂水さんから。会場からは黄色い歓声・・・は全くないですが、なんと女子率100%!!一応ブルース・ライブ、と告知してありましたが(笑)

その後はなんとか男性客も。







オリジナルソングもとても聴きやすいメロディーで素晴らしいですが、カバー曲の選曲、その構成や演奏が秀逸。


原田真二の「キャンディー」や中島みゆきの「悪女」などその年代の洋楽ファンでも喜ぶような邦楽の選曲。「あなたいったい年いくつなの?」と突っ込みたくなる選曲。

そして、それら複数の洋楽邦楽をメドレーで聴かせる技も披露、中島みゆきの「悪女」とポリスの「見つめていたい」と・・・なんかの、メドレーも素晴らしかった。
そして、MCでも共演の菅原さんと、いつしか漫才のようなトークに・・・
とても和んだ雰囲気の中、コテコテのカントリーブルースの菅原さん登場。

ブルース・ミュージシャンは多い中、実は菅原さんほど忠実にオーソドックスにカントリーブルースを演る人は少ない。このオーソドックスなスタイルの中に菅原流の歌心を表現しているのが素晴らしいです。
真直ぐな歌と力強いフィンガーピッキングの野太いギターの音。
MCも含めて菅原さんのステージは和みます。実はMojo Cafeの女性のお客様はみんな菅原さん目当てだったのかも(笑)心の広い優しい大人の男がもてるんですね!
アンコールは二人の共演。全てが好対照な二人、そして演奏ですがその空気感は同じ世界であるように感じます。素晴らしい、楽しい、和やかで温まる演奏でした。お二人ともありがとうございました。

最後まで残ってくれたお客様と!

やはり最後は男の方が多かったですね(笑)

次回、菅原広巳さんと垂水秀人さん、同じ共演で・・・
12月2日(金)です!みなさま、お待ちしております!



2016年10月4日火曜日

もっちんと歌おう!Rock,Soul あの名曲を vol 3 持田浩嗣Presents


 もっちんと歌おうイベントの第3回。
 今回はカウンターのお客様中心に厳かにもっちんの歌からスタート・・・嵐の前の静けさ・・・
こんなものもカウンターに用意されていました。

 フランスの海水からつくられた塩、ミネラルたっぷりな感じで、しょっぱいだけじゃなく、ちゃんと味がします。
それと、スズメバチが漬けられたはちみつ!いずれも身体によさそうでしょ。

でも、最初に言っときますが、この二つの小道具(?)について、この後語られる事はありませんでした(笑)


それはなぜか?・・・
今回はライブ、とも違う『イベント』なのでその場の空気やお客様のノリ、はたまた出演者の気分なんかで進行がどんどん変わってゆく!今回もそんなアンビリーバブルな会場のノリでもっちんの思い描いていた進行は思いっきり崩されたみたい(笑)
でも、そこからがもっちんの本領発揮です!

途中入場の数名のお客様が一気に会場の雰囲気を持っていき、いきなり「リクエストしていいのかしら?スカボローフェア演ってくれます?」などと、これを受けてもっちん、さすがにS&Gはありませんでしたが、お客様の好みを察してすかさず、坂本九を2曲、それもアカペラで!


これが凄かった!
「見上げてごらん夜の星を」「上を向いて歩こう」の2曲。

もっちんのエネルギー爆発、会場の雰囲気を一気に取り戻したのでした。
このところの、もっちんの歌の素晴らしさに輪をかけて、こんなに迫力のある持田浩嗣も新しい発見でした。


















そして、はたして予定通りなのか予定外なのか?これはわかりませんが睡蓮でのミニライブに移行していきました。睡蓮はもっちんとcappaちゃんのユニット。cappaちゃんが後ろでサポートしたり、逆にリードしたり、もっちんとの息の合った歌は最高に気持ちよかった!cappaちゃんありがとう!


hand in hand,  face to faceな親しみのある感じで始まった中にも、とんでもなくエキサイティングな一面や、爆笑の場面もあり、今までにないような楽しいイベント、ライブになりました。
ご来場のみなさま、ありがとうございました。また、もっちんの本気を?引き出してくれた途中入場のお客様においては特に感謝です(笑)
そしてもっちん、cappaちゃん、ありがとう&お疲れ様でした!気のせいかもしれませんが、ライブ後に初めてもっちんの疲れた顔を見たような・・・一瞬でしたが(笑)

次回、持田浩嗣(もっちん)イベント&ライブは12月21日(水)、クリスマス・スペシャルで~す!
今年の持田浩嗣の全てを見せます!とは本人の弁。どうぞみなさん、お楽しみに!