Mojo Cafe

Tel0422-27-2676
〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-12-4 2F

2016年12月31日土曜日

2016年大晦日、この一年、ありがとうございました!

毎年思う事、そしてほとんどの人が口をそろえて言うことが「今年も一年早かったね!」

そう、年を重ねれば重ねるほど一年が過ぎるのが早くなっていく。


そして、早くなればなるほど、逆に一年前の事がはるか昔の事のようにも感じてしまいます。



この一年もMojo Cafeの、決して広いとはいえないこの空間で、たくさんの人が集まりいろいろな事が起こり、様々な人間模様が繰り広げられ、他愛もない話から結構真面目な話まで、たいていは笑い声、なんだけど時には涙もあったり・・・店で毎日過ごすものとしては、同じ景色の中なのにまったく飽きさせてくれない毎日を過ごさせていただきました!



おかげさまでライブ・イベントも毎月2~3回出来るようになり、毎回素晴らしいミュージシャンにご出演いただいてきました。



そして、いつも考えていることが、なんの為に、誰のためにMojo Cafeを営業しているのか、どういう考えで、気持ちでライブ・イベントをやっているのか、という事。


毎日同じ空間で働いているものとしては常にそこのところを自問自答、強く心にとどめていないといけない、大切なものを見失わないように大切な人たちの事をいつも頭に思い描いてきました。

けっして楽ではない店の経営ですが、たくさんの方々に愛していただいていることを感じて、そして実際にたくさんの方々にサポートしていただく事でまたこの一年乗り切ることができました。

皆様に御恩返しをするという事は、とにかく今以上のかたちで、いつまでも永くMojo Cafeを存続させていくことしかないなと、強く思う日々でございます!


2017年も、そしてこれからもずっと、皆様に愛していただける、また音楽を愛し音楽に愛される店であるように、このMojo Cafeを続けていきますので、どうぞこれからも、来年もよろしくお願いいたします。

時節柄、風邪などはやっているようですが、どうかみなさま健康にお気を付けいただき良いお年をお迎えください。

                                   2016年12月31日 Mojo Cafe 店主 













2016年11月30日水曜日

TOMOO ライブ 2016-10-21

急遽決まった、シンガーソングライターTOMOOのライブ。

普段のMojo Cafeでのライブとしては異色な感じもしたが、実際彼女に演奏してもらうと決してそんなことはなかった。TOMOOちゃんの歌も、存在感も実際しっかりMojo Cafeの空間になじんでいました!


たくさんお集まりいただいたTOMOOちゃんのファンはほとんどが男性、いや、実質男率100%!

これはMojo Cafeではめずらしいです(笑)。


小柄なTOMOOちゃんですが、ステージに上がるとその存在感は増して、目力の強さは眼前に並んだ年上の男性陣にまったく負けていません。

歌う彼女はまるで女優のように自作の歌詞を演じていました。

危うい感じの彼女の歌のスタイルも、それがTOMOOちゃんの魅力の一つ。力強いピアノの響きとともに独特の彼女の世界が感じられます。

彼女の歌は、みんなが口ずさみたくなるようなポップなメロディーに彼女ならではの詞の世界が広がります。彼女のつくる詞がまた魅力的です。


お客様みなさまTOMOOちゃんの歌を深く聴き入っておられました。

TOMOOちゃん、来年3月には、マウントレーニア渋谷でのワンマンライブが決まっているようですよ!

次回Mojo CafeでのTOMOO ライブは来年1月13日(金)です。お楽しみに!














2016年11月29日火曜日

子宮良太vs COLD SWEAT LIVE in Mojo Cafe  ゲスト ドラゴン板谷 2016.10.16

満を持しての登場は、子宮良太。
COLD SWEAT 企画で、COLD SWEAT (Duo)との共演。 
アヴァンギャルド・ブルースの雄、お得意の三つ目のレーザーも炸裂!

日常のリアルな生活感を感情の爆発にまかせて叫ぶブルースは、ある意味ロックと言ってもいいかな?

そして、COLD SWEAT(Duo)、shinyaさんとmasaさん。
赤いチェックのシャツと赤のレスポールがお似合い!

こちらは正統派ブルース・ロック、感情のこもった歌いっぷりはさすがなところ。

やはりお客様は男性が多い?
ゲストのドラゴン板谷氏。COLD SWEATのライブではお馴染みです。

相変わらずカッコいいブルースハープを聴かせてくれます!

masaさんのワッショイも健在も、年々?激しくなり最後はわけわからず尻もち・・・笑ってません?そこの人!

最後は子宮氏も加わって、ブルースの大饗宴!

お越しいただいた皆様、子宮良太氏、板谷氏、COLD SWEAT shinyaさん、masaさん、ありがとうございました。

次回、COLD SWEAT企画は来年3月10日(金)。
牧師でミュージシャンの弦詞人とCOLD SWEATの共演です、お楽しみに!



2016年10月27日木曜日

JAZZ Yoshiharu Kishimoto Presents with Tomoaki Matumoto Gests Nobuaki Ando 2016-10-6

今回のJAZZ LIVEは、前回に続いて同じデュオでの登場。
お馴染み岸本賢治さん(g)と、前回岸本さんとともにキレキレのプレイを見せてくれた松本知晃さん(pf)。
Mojo Cafeの常連のお客様が揃った中での演奏は、このデュオではMojo Cafe2回目という事もあるのか前回よりは落ち着いた感じで始まり、お客様の反応も受け止めながら自分たちのプレイを運ぶ二人の、緊張感の中にも観客を交えた一体感が感じられる演奏になっていました。(まあ、前回が前回なのでそうなるのも必然ですが・・・前回ブログ参照して下さい。)





楽しそうにプレイしているじゃないですか、松本さん。





演奏に没頭している岸本さん!




ライブの前半終了間際に二人から素晴らしいプレゼントいただきました!
前から、誰かMojo Cafeでプレイしてくれないかな?と思ってた曲・・・The Beatlesの『The Long And Winding Road』
店主への遅いバースデープレゼントですって!粋な計らい、ありがとう!心に響きました!

そして後半戦!素敵なゲストが!
サックス奏者、安藤伸明さんが彼らと一緒にプレイしてくれました!サックスが入ると音も雰囲気もガラリと変わる。サックスの音を中心として更に演奏がまとまった感じ。
そして安藤さんのサックスは抑制のきいた深みのある響き。若い二人のプレイヤーのきびきびした音に自然と溶け込んで深みのある味を醸し出してくれる。素晴らしいプレイでした!ありがとうございました!

サックスというリード楽器が入り、また観客の反応をしっかり受け止めながらの演奏で松本さんのプレイは前回より少し控えめ?かな。でもピアノのインプロに入ったときは相変わらず素晴らしい切れのある演奏でした。
岸本さん、安定の、というか音に更に深みと切れが出てきて、回を重ねるごとにいい意味で変化しているのがわかります。これが若手ミュージシャンを見る喜びでもありますね!
満席というわけにはいきませんでしたが、たくさんのMojo Cafeのお客様に彼らの演奏を聴いていただけた事でとても良いライブになりました。
お越しいただけた皆様、岸本さん、松本さん、安藤さん、素晴らしい演奏ありがとうございました。

最後まで残っていただいたみなさんと、
次回JAZZ LIVEは2017年2月23日(木)です。岸本さんの次のDuoは誰なのか、お楽しみに!







2016年10月19日水曜日

深川慶 遠藤コージ The BLUES LIVE ! 2016-9-25

ニューアルバム『花散らし』も好評、マイペースで安定、地道な活動を継続している深川慶さん、Mojo Cafe 2回目の登場。
そして横浜から初登場、遠藤コージさん。
遠藤コージさん、オープニングは客席からアカペラで、フィールドハラーと呼ばれるブルース以前の黒人労働歌を力強く歌いながら登場!
しかも、即席の『ならず者』面を被ったままギターを抱えて歌いだした!
ビリビリと面が震える音と一緒に歌われる彼の声はまさにリアルな『ならず者』の雄たけびのよう。
そして素の遠藤コージ。彼の日常から搾り出てくるリアルで行き場のない、しかし最後は解放されたいという欲求を吐き出す歌の数々は、力強さと諦観、悲しみと開き直りが同居した彼の人生観が語られているよう。
その遠藤コージのパフォーマンスを、おきて破りの(笑)連続写真でどうぞ。写真からもその力強さが感じられると思うのですが・・・いかがですか?






遠藤コージ独特の、ストンプマシン(足踏み)での強弱のリズムによる演出、またトレモロアームよろしく、このギブソン・フルアコのヘッドのペグを直接回して音をゆがませるという荒業も!
こんな独特の技法も全くギミックに感じられないくらい板についた自然な演奏で楽しませてくれる。

そして最後もアカペラで力強く歌いながらの退出。素晴らしいライブ演奏でした。
ありがとう、コージさん、また観たいよ!聴きたいよ!よろしくお願いします!

さあ、深川慶さん登場!

慶さん、前回1年ちょっと前のMojo Cafeの時と全く変わってないよお!いいなあ、慶さんのこの何とも言えないゆったりした雰囲気。
黒人労働歌がベースとなるコージさんの歌はその意味から必然的に重く激しくなりがちだが(それだけではないけどね・・・)、慶さんの歌は日常の何気ない出来事や生活感をユーモアたっぷりにちょっとエロっぽく、特別なものはなにも無いんだよ的にごく普通に歌ってくれる。コージさんとは真逆の感じがまたいいカップリングになっている。
そして今回も『兄貴の嫁さん』やってくれました。
そして必ず毎回言われるらしいです。「『兄貴の嫁さん』の続編はないの?」

無いらしいですよ(笑) この歌はニューアルバム『花散らし』に入ってます。

そして最後にこんな慶さんも・・・
慶さんも叫ぶ時がありました!

今回も素晴らしいライブになりました!慶さん、コージさんありがとう。お越しいただきました皆様、ありがとうございました!










2016年10月12日水曜日

BLUES 菅原広巳 垂水秀人 ライブ 2016・9・9

菅原広巳氏のブルースライブ、今回の共演は垂水秀人さん。

菅原さんはお馴染みカントリーブルース、垂水さんはブルースというより、もっとPOPでフォーキー、時にブルージーという感じ。邦楽、洋楽のカバーを交えながらオリジナルソングを歌うシンガーソングライター。


そして、オープニングは垂水さんから。会場からは黄色い歓声・・・は全くないですが、なんと女子率100%!!一応ブルース・ライブ、と告知してありましたが(笑)

その後はなんとか男性客も。







オリジナルソングもとても聴きやすいメロディーで素晴らしいですが、カバー曲の選曲、その構成や演奏が秀逸。


原田真二の「キャンディー」や中島みゆきの「悪女」などその年代の洋楽ファンでも喜ぶような邦楽の選曲。「あなたいったい年いくつなの?」と突っ込みたくなる選曲。

そして、それら複数の洋楽邦楽をメドレーで聴かせる技も披露、中島みゆきの「悪女」とポリスの「見つめていたい」と・・・なんかの、メドレーも素晴らしかった。
そして、MCでも共演の菅原さんと、いつしか漫才のようなトークに・・・
とても和んだ雰囲気の中、コテコテのカントリーブルースの菅原さん登場。

ブルース・ミュージシャンは多い中、実は菅原さんほど忠実にオーソドックスにカントリーブルースを演る人は少ない。このオーソドックスなスタイルの中に菅原流の歌心を表現しているのが素晴らしいです。
真直ぐな歌と力強いフィンガーピッキングの野太いギターの音。
MCも含めて菅原さんのステージは和みます。実はMojo Cafeの女性のお客様はみんな菅原さん目当てだったのかも(笑)心の広い優しい大人の男がもてるんですね!
アンコールは二人の共演。全てが好対照な二人、そして演奏ですがその空気感は同じ世界であるように感じます。素晴らしい、楽しい、和やかで温まる演奏でした。お二人ともありがとうございました。

最後まで残ってくれたお客様と!

やはり最後は男の方が多かったですね(笑)

次回、菅原広巳さんと垂水秀人さん、同じ共演で・・・
12月2日(金)です!みなさま、お待ちしております!



2016年10月4日火曜日

もっちんと歌おう!Rock,Soul あの名曲を vol 3 持田浩嗣Presents


 もっちんと歌おうイベントの第3回。
 今回はカウンターのお客様中心に厳かにもっちんの歌からスタート・・・嵐の前の静けさ・・・
こんなものもカウンターに用意されていました。

 フランスの海水からつくられた塩、ミネラルたっぷりな感じで、しょっぱいだけじゃなく、ちゃんと味がします。
それと、スズメバチが漬けられたはちみつ!いずれも身体によさそうでしょ。

でも、最初に言っときますが、この二つの小道具(?)について、この後語られる事はありませんでした(笑)


それはなぜか?・・・
今回はライブ、とも違う『イベント』なのでその場の空気やお客様のノリ、はたまた出演者の気分なんかで進行がどんどん変わってゆく!今回もそんなアンビリーバブルな会場のノリでもっちんの思い描いていた進行は思いっきり崩されたみたい(笑)
でも、そこからがもっちんの本領発揮です!

途中入場の数名のお客様が一気に会場の雰囲気を持っていき、いきなり「リクエストしていいのかしら?スカボローフェア演ってくれます?」などと、これを受けてもっちん、さすがにS&Gはありませんでしたが、お客様の好みを察してすかさず、坂本九を2曲、それもアカペラで!


これが凄かった!
「見上げてごらん夜の星を」「上を向いて歩こう」の2曲。

もっちんのエネルギー爆発、会場の雰囲気を一気に取り戻したのでした。
このところの、もっちんの歌の素晴らしさに輪をかけて、こんなに迫力のある持田浩嗣も新しい発見でした。


















そして、はたして予定通りなのか予定外なのか?これはわかりませんが睡蓮でのミニライブに移行していきました。睡蓮はもっちんとcappaちゃんのユニット。cappaちゃんが後ろでサポートしたり、逆にリードしたり、もっちんとの息の合った歌は最高に気持ちよかった!cappaちゃんありがとう!


hand in hand,  face to faceな親しみのある感じで始まった中にも、とんでもなくエキサイティングな一面や、爆笑の場面もあり、今までにないような楽しいイベント、ライブになりました。
ご来場のみなさま、ありがとうございました。また、もっちんの本気を?引き出してくれた途中入場のお客様においては特に感謝です(笑)
そしてもっちん、cappaちゃん、ありがとう&お疲れ様でした!気のせいかもしれませんが、ライブ後に初めてもっちんの疲れた顔を見たような・・・一瞬でしたが(笑)

次回、持田浩嗣(もっちん)イベント&ライブは12月21日(水)、クリスマス・スペシャルで~す!
今年の持田浩嗣の全てを見せます!とは本人の弁。どうぞみなさん、お楽しみに!








































































































































































2016年9月28日水曜日

Hitomi Yoshimura & Tomoko Ogasawara Live 2016-8-19 MojoCafe

瞳&おがちゃんのMojoCafeでのライブ、第8回目(たぶん)
思い返せば初めて瞳ちゃんのライブをMojoCafeでやったのはちょうど2年前だったなあ。この2年でも彼女のプレイはずいぶん変わった、というか進化しましたね!途中からはおがちゃんが自前のミニパーカスセットを持って参戦してくれるようになりさらにパワーアップ(笑)

そして今回は新たに・・・
これ、ドリームキャッチャーと言うんですって。(僕は知りませんでしたが、結構みなさん知ってました)アメリカインディアンの装飾品で、魔除けとして飾られるそうです。悪夢を捕まえて良い夢だけ通すらしいです。 なんかMojoCafeにピッタリのインテリアですなあ!(そのまま忘れてってもOKでしたが・・・笑)
さて、ちょっとご無沙汰だった瞳&おがちゃんのワンマン。前回は2月にマチケンさんとのジョイント、ワンマンは昨年の12月以来です。
そんな間に、なんかギターが1本多くなった?ラップスティールが一台増えたような気が・・・?


第一部、まずは二人で色違いのT-シャツで登場!おあがちゃんのパーカッションが力強い。そして瞳ちゃんのギターの切れも更に鋭くなってるようだ。



セカンドアルバムのレコーディング直前、今回は吉村瞳、小笠原友子の二人名義のアルバムになる様子。この二人の息の合った、というよりもう一心同体と言ってもいいくらいのプレイにはお互いの信頼関係が伺えるというもの、ミュージシャンとしてこんな相棒を持つことができたお二人は幸せですね。

そんなタイミングだからか今回は新曲も多くあり、中にはThe BandのAcadian Driftwoodのカバーも!個人的には、「なんでこの曲?」って言うくらいカバーには向かない難しい曲でしょ!(笑)でもそれも瞳ちゃんらしい選曲、かな。きっとどんどん歌い込んでもっともっと自分たちの曲になっていくのでしょう。期待!

そして第二部、瞳ちゃんソロから。

テネシーワルツ。MojoCafeでは初めてかも?(もしかしたら第1回目にやったかも?覚えてなくてすいません)深みのある素晴らしい歌声が悲しみのワルツに宿る一瞬、何とも言えないもの悲しさを感じずにいられませんでした。

そして、初?のアカペラでおがちゃん登場!最高の盛り上がりに!

このまま二人で畳みかけるように続く演奏は、今まで以上に切れのあるギターと懐の深い歌、そして今まで以上に存在感が増したおがちゃんの多彩なリズムでお客様を喜ばせてくれました。

最後まで素晴らしい演奏をありがとうございました。そしてお集まりいただいたたくさんのお客様に感謝です!
次回、瞳&おがちゃんは・・・
MojoCafeの周年祭(6周年)で11/5(土)に登場です!菅原広巳さん、町田謙介(マチケン)さんと共に周年祭を盛り上げていただきます!みなさん、11/5(土)の周年祭ライブ、是非お見逃しなく!FB、ツイッター、HPにて近日中にお知らせいたします。よろしくお願いいたします。




2016年9月8日木曜日

岸本賢治(g)Presents JAZZ LIVE with 松本知晃(pf) 2016.8.4

 初めに告白してしまいますが、今回のライブ、人が集まらなかった。日程が悪かったのだろうか・・・たぶん。8月の前半、子供たちは夏休み、会社勤めの方は一番休みを取る可能性の高いころ、家族サービスも含めて一人で飲み歩いたり遊びに行ったりしずらい時期、だから・・・だろう。

 お馴染み岸本賢治プレゼンツのジャズライブは、初のピアノとのデュオ・・・なのに観客はお二人。しかも最初から最後までおられた方は一人・・・。さらには、実はスタートの時間を30分以上遅らせて一人目のお客様がいらっしゃったのを確認してからのライブスタートでした。

 普通であれば店の恥にもなってしまうし、演奏者にとってもいいことではないのであまりこういうことは書かないのですが、今回は彼らの演奏をご紹介するのにこの状況を抜きには考えられないのではと思い、正直に書いています。

 たったお二人・・・いや、一人のお客様の前での演奏とはミュージシャンにとってどういう事なのだろう。やる気が失せて気の抜けた演奏になるのだろうか?それとも、お客様と和気あいあいとした、気楽な、言葉を換えれば緊張感のない、演奏になるのだろうか?

 いや・・・そんなものではなかったです、彼らの演奏は。

 たった一人の観客の前での演奏。それはある意味そのお客様とのさしの真剣勝負。全く気の抜けない緊張感MAXの中での演奏。余計な遊びもない、キレッキレのプレイの連続でした!


 たった一人の観客の前で、もし手を抜いた演奏をしたとしたら、それはミュージシャンとしての誇りを捨てたことと同じ・・・とは、あるミュージシャンの言葉。実際手を抜きたくても抜けない状況、でもあるのではないのでしょうか。



 たった一人の為の演奏、これはその観客にとっても最高に素晴らしく、とてもしんどい状況ではありますよねw。

 気楽に来たのに、臨んだわけではないのに一対一の真剣勝負になっちゃった!なんて、でもこんな経験そんなにできることではないので、やはり素晴らしい経験だと思います!


 

 


 普段はたくさんの(?)観客を意識しての演奏ですが、今回はたった一人のお客様の事だけを想い、自分たちの演奏に意識を集中しての鋭い、いわゆるキレたプレイの連続でした。


そしてフィニッシュ!
岸本さん、松本さん、たった一人のお客様、そして事情により途中でお帰りになられたけど観に来てくれたお客様、ありがとうございました。そしてお疲れ様でした。

そしてそして・・・今回のリベンジの意味でも、同じデュオで10月6日(木)やります!

岸本賢治Presents JAZZ LIVE with 松本知晃(pf)

10/6(木)19:30スタート at MojoCafe

みなさま、よろしくお願いいたします!