Mojo Cafe

Tel0422-27-2676
〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-12-4 2F
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2018年11月17日土曜日

非日常のライブを感じる瞬間~相川理沙

貴方の心に真直ぐ届くのではない。

貴方の心をわしづかみするのではない。

貴方の心を圧倒するのでも、当然ない。

貴方の心を優しく包み込むのともちょっと違う。




MUSIC BAR&DINING魔法の空間
          吉祥寺Mojo Cafe
超達人樽生マスター・オーナーの伊藤です。




2018年11月22日(木)※休前日 20時
相川理沙、今年7月以来のモジョカフェでの
ライブとなります。




さて、貴方は何のために音楽を聴きますか?
何の目的でライブを見ようと思いますか?




楽しみたいから?感動したいから?
もしかしたら誘われて、面倒だと感じながらも
断れないから行く、なんて人がいないことを
祈りますが、案外いたりして(泣笑)




でも、僕は思うのですが、
結局のところ突き詰めると、それは音楽でも
映画でも、はたまた落語でも演劇でも、
もしくはレストランに食事に出かけるのも、
スポーツ観戦するのも、ゲームに熱中するのも
みんなそれは『生きてる』っていう実感を
どこかで求めてるからではないでしょうか?




たとえ映画やゲームのようなバーチャルな
世界であっても、求めるところは同じなのでは?




相川理沙

彼女の歌は、貴方の心を揺さぶるわけでもなく
貴方の心をワクワクさせるのともちょっと違う
のです。




彼女が発する、彼女からにじみでて来る
歌声があなたの全部を包み込み、彼女の
もつ空気感が会場全体に、隅々まで
いきわたり、相川理沙ワールドという
異空間が出来上がるようです。




そういう瞬間があるのです!




これは本当に感動的な瞬間です!
日常の生活、とは別世界の『ライブ』を
感じる瞬間です!




今回もこの瞬間、この感動を味わう事が
出来るといいのですが。いや、きっと
出来るはずです。




今回もパーカッションにTAHIさんを
お迎えしてお届けします!




2018年11月22日(木)、相川理沙に
会いにいらしてください!
お待ちしています。



2018年11月8日木曜日

体感!ROCK BAR@Mojo Cafe~爆音で聴く!


自宅倉庫から引っ張り出してきました!







MUSIC BAR&DINING 魔法の空間
     吉祥寺Mojo Cafe
超達人樽生マスター・オーナーの伊藤です。




自宅倉庫、と言っても・・・




すいません、見栄はって。正しくは
自宅押し入れです(笑)!




モジョカフェ月一定例のイベント
ROCK BAR@Mojo Cafe~爆音で聴く
は来週1112日(月)19時~です!




まだ来ていただいた事がないという貴方!
是非一度モジョカフェのロックバーを
体験してください!




チャージも無し、オーダーのみ、女性の
お客様も気軽に来られるイベントです!
(実際女性のお客様おられます!)




モジョカフェの立体空間で鳴る音は、
音楽関係のお仕事されている方からも
ご好評いただいています!




「何度も聴いてきた曲なのに、全く違う
音に聞える!」
「これ、最近リマスターされたやつ?」
いえいえ、発売当時のレコードですよ!




なんてこと、おっしゃっていただいて
います。




今回別に写真のアルバムかけるという
わけではないのですが、こんな感じで
いつも店在庫レコードの入れ替えを
しています。




最近お客様との会話ででてきた
アーティストやアルバムをちょいちょい
もってきては何かを倉庫に
(押し入れか!)持ち帰る日々です!




でも、もってくるレコードは選べても
持ち帰るレコードはなかなか選べない
です(´;ω;)


収納スペースないのにレコード増える
ばかり(泣)




さあ、今回のROCK BAR@Mojo Cafe
何が出て来るか!




プチテーマやコーナー設ける時も多い
のですが、今回は今のところ何もあり
ません。




が、実はあの、特別なやつをかけよう
かな?とは思っています(笑)!




何がかかるか、月1回だけ、今回
かかったものが次以降にかかるかは
もうわかりません。




毎回お越しいただけるお客様もいらっ
しゃるので是非ロックバーの常連にでも
なって、『俺の店!』ってくらいでかい
顔して居心地よく過ごしていただければ
私もうれしいです!




1回の【ROCK BAR@Mojo Cafe~爆音で聴く】
毎月第2月曜日です。
(各種スケジュールの都合で第1もしくは第3月曜
に変更の場合あります。Mojo Caféホームページや
SNS
投稿でご確認ください。店舗に直接お問合せ
いただいても結構です)

皆様のお越しをお待ち申し上げます。



2018年11月5日月曜日

ライブとは人生であり、生き方~モジョカフェ8周年祭記念ライブ

ライブとは


モジョカフェのライブとは、単に音楽ライブ
という事ではないと考えています。


生き方の違う、また置かれた立場も違う多くの
他人が同じ時間に一つの場所に集まり何かを
共有する、そこで作り上げられるその日その時
だけの唯一無二の空間がライブだと思っています。


MUSIC BAR&DINING 魔法の空間
             吉祥寺Mojo Cafe
超達人樽生マスター・オーナーの伊藤です。


2018・11・3(sat)
モジョカフェ8周年祭記念ライブにたくさんの
皆様にお越しいただき、
誠にありがとうございました!


毎年周年祭をやらせていただいて思う事ですが、
皆様の店への、スタッフへの愛情というか、
想いというものをいっぱいに感じることが
出来るありがたい一日となりました。


店と私たちスタッフの皆様への愛情、想いが
モジョカフェを作っている反面、皆様の
お気持ちがモジョカフェに反映している、
その事を目一杯感じることができる
特別な一日となりました。


そして今回の記念ライブを飾っていただいたのは、


今年キングレコードよりCDデビューした
遅咲きのブルースマン、菅原広巳さん。


そして吉祥寺を代表するシンガーもっちん、こと
持田浩嗣!そしてそして、もっちんと共に最高の
演奏を聴かせてくれるのは、数々のメジャー
ミュージシャンを永年サポートしてきた、
サントリー坂本さん!


モジョカフェ周年祭に毎年いらしてくださる
方はご存知ですが、菅原さんは周年祭常連として
必ずご出演いただいています!


今の時代としては珍しいかもしれませんね、
ここまで徹底したカントリーブルースを
歌ってくれる人は!しかも日本語の歌詞で!


お客様によっては馴染みのないブルースも、
このアットホーム、というと、ブルース
なのでちょっと違うのですが、とても
優しい、聴く者の感情のひだを優しく
なでるような、そして時にちょっとだけ熱く、
吐き出すように歌う菅原さんだからこそ
モジョカフェの女性のお客様たちのファン
も多いのです!


そしてもう一組、


持田浩嗣(もっちん)&サントリー坂本


もっちん&サントリーさんにご出演
いただくことは私なりの理由があります。
(サントリー坂本さんにはもっちんがお声掛け
いたしました)


今回はちょっと真面目な感じになってしまい
面白みに欠けるかもしれませんが、我慢して
お読みいただければありがたいです。


もう何年も前から、たぶんモジョカフェが
オープンしたころから、巷では『吉祥寺』
の街がつまらなくなった、なんて言われて
いました。


昔ほど人が集まらなくなってきた、という事は
人が吉祥寺に来る理由がなくなった、という
事だと思います。


モジョカフェを吉祥寺に出店しようと思った
のは、自分が生まれ育った町に店を出した
かった、ただその一つの理由だけです。


その理由が無かったらまず吉祥寺には店
だしません。それくらい難しい場所だと
言われていました。


そして、今はその時よりももっと難しい
状況になっていると思います。
(そこら辺の事はまた別の機会に)


だから私は今、自分の中で『吉祥寺』という
街にこだわり始めています。『吉祥寺』を、
もっとたくさんの人が、もっとたくさんの
「こだわり」を持っている人たちが、集まる
場所にしたい!と。


だから今回、吉祥寺に在住で吉祥寺を拠点とする
もっちんにライブをやってもらいたいと。


もっちんは昔から、GWに催される「吉祥寺音楽祭」
にかかわって、しかもここ数年は
「吉祥寺セッションバンド」という大所帯のバンド
のフロントマン・リーダーを務めていて、吉祥寺の
音楽シーン(というものがあれば)の中心にいる
ミュージシャンだからです。


このもっちんとともに、モジョカフェの周年祭を
創り上げたかったのです。


別にモジョカフェがどんなライブをやろうが、
どんな出演者がいようが『吉祥寺』が変わっていく
わけではありません。


でも、私なりの『吉祥寺』へのかかわり方として
『吉祥寺』の街に、ある意味でこだわっている方と
共に何かをする、という事が自分自身への「宣言」
となるような気がして、そんな想いでもっちんに
出演してもらいました!


持田浩嗣 with サントリー坂本


サントリー坂本さんは、昔から永年メジャー
音楽シーンで活躍されている方です。


稲垣潤一さんのアレンジャー、作曲者としても
有名で、その他今も庄野真代さんとともに
ツアーをしたり、桑名正博さんとバンド活動
したりと、メジャーポップスシーンで活躍
されている方です。


そして「吉祥寺セッションバンド」の
キーボーディストとしても参加されている
ことから今回もっちんとともにご出演
いただける事となりました。


シンガー、ミュージシャンとして持田浩嗣は
今回も素晴らしい、気迫のこもった歌とギター、
ハーモニカを聴かせてくれました!


今、とても脂がのっている「持田浩嗣」の
歌が聴けて、本当に良かったです!


サントリー坂本さんとの
JUST THE WAY YOU AER対決も
素晴らしかったです!


もっちんが、ブルーノマーズの同名曲を、
サントリーさんがビリー・ジョエルの
同名曲(素顔のままで)でを歌いました!


サントリーさんはいろいろな意味で「プロ」
としての側面を見せてくれました。


いつも思うのですが、本当のプロはたった
「一音」で聴衆の心をつかみます。


キーボードの最初の一音で、その深い意味が
伝わってきます。


たぶん「一音」にこだわる想いが違うのですね。


そしてオンとオフの違いも!ステージング、
エンターテナーとしても素敵な方でした。


菅原広巳さん、もっちん、坂本さん、本当に
素晴らしいライブにしていただきありがとう
ございました!


そして今回もお客様から素敵なプレゼントを
たくさんいただいてしまいました!


みなさまにこんなにお気遣いいただいてしまい
恐縮です!申し訳ない気持ちとうれしい気持ちで
涙でそうです!ありがとうございました!


ライブとは、出演者と店と、そしてお客様が
主役として創り上げられるものです!


これからも唯一無二の空間を皆様にご提供
できるようにモジョカフェを続けていき、
皆様がいつでも帰ってこれる港のような、
故郷のような店であり続けるよう頑張ります
ので、どうぞ今後ともモジョカフェを
宜しくお願いいたします。


最後までお読みいただき
ありがとうございました。

吉祥寺Mojo Cafe 店主 伊藤















2017年6月28日水曜日

アナログ鑑賞会:ポール・マッカートニー『ラム』特集を終えて

今回めでたく(?)2回目を迎えたMojo Cafeのアナログ鑑賞会。

Mojo Cafeのリスニング・イベントとしては他に毎月定例のRock Bar@Mojo Cafeという爆音リスニング・イベントがあるが、こちらは・・・

出演は、ビートルズ研究家として有名な藤本国彦さん(数えきれないほどのビートルズ関連本を出されてます)、ビートルズ博物館元館長、ビートルズマニアの中でも有名な野口淳さん、そしてMojo Cafeの常連であり翻訳家、音楽マニアの朝日順子さんの3人。

基本的に、曲にまつわる3人のトークや朝日順子さんによる歌詞解説(単に英語に長けている、という事をはるかに超えて、作品・時代背景や、言葉の表現の裏までも読み取る新機軸の歌詞解説であり最近注目されています)などを交えながら、野口さんご所有の数々のアナログレコードを爆音で聴く内容で、野口さんが定例でライブハウスで開催されているビートルズ・アナログ鑑賞会のスピンオフ企画。

ライブハウスとは一味違うMojo Cafeならではのアットホームで自由度の高い雰囲気がこの会の持ち味になっている。

今回はポール(&リンダ)マッカートニーの1971年作品『ラム』

この作品、ポールの数ある作品の中でも一、二を争うほどの名作であると思うが、一般的な知名度としたら?と考えるとお客様は如何程に・・・?






という心配は意味のない事でした(笑)。



ご覧の通り超満員!

オープン1時間半まえから店の前に人が並び始めました。ビックリ!

これもご出演の3名がいかに人気があるかを物語る一コマですね。



そして今回のアナログレコードの内容はというと・・・
これ、会場で配られた本日のレジュメ。

前半はUKオリジナルで聴くRAM。
後半は各国盤のシングルやLPを1曲ずつ。
そして特筆すべきはカバーバージョン。際物ミュージシャンとして名高い(?)スクリーミン・ジェイ・ホーキンスのモンクベリー・ムーン・デライト、そしてカバーと言っていいのか?ツイン・フリークス(ポールとDJフリーランス・ヘルレイザのユニット)のロング・ヘアード・レディーが最高に面白かった。(ロング・・・は、申し訳ないことにアルバムレーベルがわかりにくくて本編ではかけられず、イベント終了後のBGMとして流すことになってしまい申し訳なかったです)

そして本編とは別に、幻のアルバム、通称ロスト・ペパーランド・アルバムについても解説していただきました。

今回も1台のレコードプレイヤーで次々とアナログ盤をかけさせていただきましたが、これを順調に進行させられたのも朝日智士氏による貢献が大きく、この場を借りてお礼申し上げます!

音楽の楽しみ方は人それぞれで、音楽へのかかわり方、思い入れ、音楽に求めるもの等などみんな違うと思いますが、このようなリスニングイベントに参加するのもまた一興ではないでしょうか。ご出演お三方のトークと解説はなかなか聞くことが出来ない内容ですし、かかるアナログ盤は珍しいを通り越した貴重盤ばかり。(だから何だ、と言わずに楽しんだもの勝ち:笑)Mojo Cafeの爆音サウンドは、オーディオマニアの求める音質の良さではなく、この木造建物で高く立体的な空間に鳴り響くアナログの音が妙にマッチしているMojo Cafeだけのサウンドになっていると・・・手前味噌ですが・・・

今回は予想を超えた参加人数となり、立ち見となってしまったお客様、また用意していたレジュメも足りなくなるなど一部ご不便をおかけしたお客様もいらっしゃったこと、大変申し訳ございませんでした。これからも少しでも多くのお客様に楽しんでいただけるよう努力する所存でございますので、今後ともよろしくお願いいたします。

今後の『アナログ鑑賞会』は未定ですが、またMojo CafeホームページやSNSなどを通じてご案内させていただきます。また、毎月定例第2月曜開催の『Rock Bar@Mojo Cafe』へも是非足をお運びください。

                                Mojo Cafe   店主

2017年6月8日木曜日

小さなお店の名もないライブ

ライブに人を集めるのは難しい。

人が集まるかどうかは水物、実際にライブがはじまる直前までわからないもの。ましてやこれが『ジャズ』や『ブルース』となるとなおさらだ。

当事者としてはこんなにいい演奏、パフォーマンスを間近で、それなりに雰囲気のある会場で観ることができるのに何で人が集まらないの?とか思うのだが、お客様からしてみればそれがクラプトンやベックだったとしても、口では行きたい、と言っていたってその時の状況や気分、仕事や懐の様子、はたまた家族の事、友人からの誘い、等々様々な理由でいけないことも多いのだ!これはしょうがない!

でも、日本で本当にいいミュージシャンが育つ、生まれる為の一つにはミュージシャン自身の精進は当然だろうが感性豊かなオーディエンスが沢山いて、将来有望なミュージシャンをオーディエンスとしてサポートしてあげることが大切ではなかろうか。

特定のミュージシャンを見つけて毎回その人のライブを見に行くのも良いし、そうでなくてもいろいろなライブに足を運びその日その時のミュージシャンたちに様々な形でリアクションしてあげることがミュージシャンたちの励みにもなるしポジティブな想像力を育む要素にもなるのではなかろうか。

今、音楽の世界は10年前と比べると大きく変わってきている。レコードやCDのメディアから音楽データに変わりスマホや携帯音楽プレイヤーの普及でどこでも音楽を聴くことができる。スポティファイなどの楽曲配信やYouTubeで気軽にどんな音楽も安価に手に入れることが出来る。
このような状況において、音楽へのかかわり方も人それぞれ全く違くって来る。

しかしライブだけはそんなに変わっていない。ライブハウスなどの「箱」やハード面の変化や進化はあるが、基本的にミュージシャン側から考えるライブの形やオーディエンスが求めるライブの楽しみ方、それは細かく言えば変化してきているかもしれないが、実際昔と比べてそれほど変わっていないような気がする。

そしてこれほど手軽に音楽が聴ける環境になってきているにもかかわらずライブの数は増えているように思う。いわゆる『箱』もライブハウスだけではなく、今やカフェやバー、レストランなど至る所で様々なライブが行われている状況である。

これはもう、ミュージシャンが自分たちの音楽をダイレクトに人に届ける、みんなに自分たちの音楽を知ってもらう、はたまた、(下衆な話ではあるが)金を稼ぐ、手段としても(有効かどうかはともかく)もうライブしかないのではないか?

そう、巷ではフェスも大盛り上がり、いろいろなミュージシャンが来日するし東京にいればかなり楽しいライブを見る事ができる環境だが、でもそれはかなりメジャーなミュージシャン、もしくはレジェンド、と呼ばれるようなベテランミュージシャンにある程度限られてくるような気がする。

昔のようにメジャーレコード会社でもある程度『投資』と考えて一般受けしにくいミュージシャンを発掘する、育てるという環境は、もう今や無い。詳しくは知らないが、CDなんか5000枚は売れないと扱ってくれないのではなかろうか?そして5000枚くらい売れたぐらいじゃミュージシャンも食っていけないよね。

はたまたインディーレーベルから火がついてメジャーになっていく構図ももうない。もうCDなどのメディアが売れないんだからしょうがない。

となると無名のミュージシャンたちが自分の音楽を人に届けて、しかも稼ぐ、となるともうライブしかないのだ。逆にライブがよくなければ人に音楽を届けることも金を稼ぐこともできない。

でも、ライブができる環境は充実してきている。演奏形態に多少の制約はあるがライブができる場所は昔より増えている。あとは人が集まるかどうかだ。

コンサート会場やライブハウスではない、小さな飲食店などでのライブは特別だ。ミュージシャンとお客様、そしてその店の持つ雰囲気が相まって一つのライブが出来上がる。ミュージシャンのプレイの質は当たり前に重要だが、お客様と店がつくるその日その時しかないスペシャルな時間と空間がそのライブを特別なものにしてくれるのだ。

どうか一度このような小さなお店でのライブを体験してほしい。

ミュージシャンはその『箱』が大きかろうが小さかろうが絶対手を抜かない。お客様が多かろうが少なかろうがそのパフォーマンスが下がることはない。(少なくともMojo Caféでのライブはすべてそうだった)ミュージシャンは1メートル先のお客様に向けて演奏する。すぐ目の前で渾身の演奏を観ることが出来たらなんと素敵な事ではないだろうか。

こんな風に音楽を、ライブを楽しむオーディエンスが増えたら、きっとミュージシャンたちの創作意欲やパフォーマンスの良い刺激になるのではないか。そうすればまた僕たちは更に良い音楽や演奏を楽しむことができる、好循環だ。そしていつの日か自分の好きなミュージシャンたちの音楽がもっとたくさんの人たちの手に届くようななったら、とても素敵な事ではないだろうか。

音楽に対して特別な思い入れがある人は当然だが、特にそうでない人も音楽が嫌いでなければ是非機会をつくって小さなお店のライブに足を運んでいただきたい。きっと、思いもしなかった『特別な何か』を得ることができるかもしれない。

                             Mojo Café 店主
ジャズ・ギタリスト 岸本賢治

MASATO TRIO





                             MASATO

2017年6月5日月曜日

ザ・ビートルズ SGT・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド 50周年記念エディションを聴いて

少し迷いましたが、発売日から3日遅れで購入しました!The BeatlesのSGT.PEPPER'S LONELY HEARTS CLUB BANDの50周年記念エディションの2CD盤。


どちらかというとアウトテイクのCDに興味ありだったのですが、とりあえず順番でリミックス盤の方から聴いてみました。

正直少し聴くのが怖いところもあったのですが、(だってジャケットの帯の文句が「こんなビートルズ聴いたことない」なんてあるからどんだけ音いじくっちゃってるの?と不安でしたよ(笑))そんな不安は吹き飛ぶどころか思わず「お~・・・」と感嘆の声を漏らしてしまいました!

ビートルズを初めて聴いたのは小学校6年の時?(あまりよく覚えてない)ロックを意識的に聴き出したのは中学生になったころ、巷ではベイシティ・ローラーズやキッス、クイーン、ディープ・パープルなんかが流行っていた。

そして海の向こうではパンクムーブメント!

ビートルズにストーンズ、レッド・ツェッペリン、デビッド・ボウイ、セックス・ピストルズ、クラッシュ、スージー・クアトロ、キンクス、フー、ロッド・スチュアート、イーグルス、アース・ウィンド&ファイア、ピンク・フロイドにクラフトワーク!なんじゃ、この支離滅裂なラインナップは!

でもこんなもんですよ、ロック聴き始めの中学生なんて。当然お金もないんでFMからのエアチェックですよ(死語?)。

NHK FM の湯川れい子さんの軽音楽をあなたに、はよくお世話になりました。ロッキン・オンやヤング・ジョッキーでの渋谷陽一氏は、もはやロックの先生でした。

そんな中、ビートルズに関しては聴いてはいたもののそんなに思い入れはなかった。だっていい曲だけどすごくポップで聴きやすくて、だから周りのビートルズファンってロックファンではない人たちが多くて、むしろフォークや日本のニューミュージックを好んで聴いてるような友人がビートルズを語っているのをみて、ちょっと距離を置いていたような気がします。

でも、高校生(だったと思う)のある時聴き返したサージェントペパーのレコード。この時本当の意味でビートルズを理解し好きになったのではないかと。

素晴らしいと思いました。このレコードにはロック・ポップミュージックのすべてが盛り込まれていると思いました。そしてホワイトアルバムにアビーロード、今でもこの3枚はロック・ポップミュージックの金字塔だと思っています。

そんなロックミュージックの金字塔であるサージェントペパーが、この2017年に新たに蘇ってきました。

激しい音は激しく、繊細な音は繊細に、プロデューサーのジャイルズ・マーティンによれば「作業のポイントはサウンドのクリアーさと生演奏のパンチ力を最大限に引き出す、オリジナル盤の意図を損なわない、当時モノで録られた音を忠実にステレオ再現する」だそうです。

もう、聴けばすぐに違いがわかります。サージェントペパーのギターの歪んだ音、パワフルなドラムの音、ウィズ・ア・・リトル・ヘルプ…・のベースの弾んだ音、個人的には特にボーカルの音が良いです。声のひだのひだまで聴きとれるような感覚。ジョンの激しくもクールなボーカル、そしてポールの「シーズ・リーヴィング・ホーム」でのその吐息まで聴きとれるかのごとく繊細なボーカルには鳥肌が立つような感動を覚えます。

今や世界で一番ビートルズのテープ素材に詳しいジャイルズ・マーティンだから出来ることだし(2006年発表のビートルズのミュージカル『LOVE』での仕事による)、15歳の頃から父親のジョージ・マーティンの仕事に関わってきたきて当時のビートルズの作品を理解している彼だからこそする資格がある、と思いました。

リマスター、リミックスに関しては各々考え方、見解が違うと思うし好みもあるので、正解はないと思います。

でも、当時の技術では成しえなかった音造りを、ビートルズの莫大なテープ素材を全て把握しその作品の本質を、もしかしたらバンド以上に理解している人間がつくるからこそこの作品になったと思うととても納得出ます。

そう、もしかするとこれはビートルズ本人たちが求めて成しえなかった作品、『2017年版サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』なのかもしれません!

・・・・個人的にはこのリミックス盤がSGTのスタンダードになってしまうかも、です。

                               Mojo Cafe   店主



2015年12月28日月曜日

ウィスキーとブルースロック ~Whisky Voice誌(サントリー)&BLUES&SOUL Records誌~

 2015年12月26日、2冊の雑誌が同時に届いた。

 BLUES&SOUL Recordsという、まあ名前の通りBLUESとSOULのミュージシャンや作品を取り上げる音楽雑誌。と、Whisky Voiceというサントリーさんが発刊している主にバー業態向けの業界誌である。

 BLUES&SOUL Records(以下BSR)誌は、「ブルースとソウルが流れる店」という、お店紹介のコーナーにMojo Cafeを掲載していただいている。
 この雑誌では以前、Mojo Cafeでライブを演ってくれている吉村瞳さんを取り上げていたり、先日もMojo Cafeオープン5周年記念ライブとして演っていただいたW.C.カラスさんも随分紹介されているのでとても光栄だ。編集部の方が何度かMojo Cafeにいらしていただいた事があるらしく、お声をかけていただいたようだ。          


 吉祥寺が飲食激戦区とはいえ、たかだか5年やってるだけで「老舗の仲間入り」なんて書いていただいてしまい、とても恐縮している・・・。

 まだまだやり足りないことだらけで、もっともっとお客様にとって良い店であるように精進せねばと、柄にもなく真面目に考えたりして(笑)

 
 2016年も素晴らしいライブや良い楽曲、アーティストをたくさんお客様に紹介できたらと思いますのでみなさま今後ともよろしくお願いします!








 そしてもう一冊、Whisky Voiceでは<バーのレコード>というテーマで、MojoCafeからは、ドイツを中心に欧州で活躍する、残念ながら日本ではほぼ無名のブルースシンガー、LAYLA ZOEさんとの交流の話を掲載していただいた。     




 この素晴らしいブルースシンガー、ジャニス・ジョップリンを彷彿させるリアルブルースシンガーのLAYLAを知るところから、おそらくは日本にMojo Cafeにある1枚しかないのではないかと言われているLAYLA ZOEのアナログレコードが、Mojo Cafeに届いたいきさつまでを紹介していただいている。

 その内容は是非読んでいただければと思うのだが、(Mojo Cafeにありますので是非読んでいただけるとうれしいです。本自体も素晴らしいものなのでじっくり手に取ってこの本を味わってほしいです)この本は文章の間にたくさんの挿絵があってこれがなかなかなのである。そういう私も、似顔絵を描いていただいており、それがこれ!
 まあ、被写体の問題はさておき、どうです?なかなかでしょ!

かなり恥ずかしいのですが、でもこんな似顔絵描いてもらう機会は滅多にないので意外とうれしいですよ!

 この冊子は、もう20年くらい続いていて、全国のBarの紹介をかねてその都度いろいろなテーマでそこのバーテンダーやオーナーから聞いた話などが紹介されている。
 表紙の絵や挿絵については、以前はウィスキー『トリス』のキャラクターを描いた柳原良平さんがお描きになられていたようだが、残念ながら今年お亡くなりになられたという事で、今はサントリーの関連会社、サン・アドの中野 直さんがお描きになられている。
 そして、編集を手掛けておられるのは,今回Mojo Cafeを取り上げていただいたサントリーの川畑 弘さんである。川畑さんはこの本を創刊した当時から担当されていて、今は「エコ戦略本部」という、およそ本の編集には無関係な部署に在籍されているのだが、この本の編集だけは川畑さんが今も続けておられる。
 そう、だからだから、この本にはバーとバーに集うお客様、そこで生まれる多くのストーリーを愛情をもって取り上げるという、おそらく創刊当初からあるコンセプトがまったくブレずに20年たった今も息づいているのである。一つの事を変わらぬコンセプトでやり続けるとは、こんなに素晴らしい事なのである。
 是非多くの方々に、MojoCafeの記事のみならず、この本の素晴らしさを感じてもらいたいので、もしこの冊子ほしい方いらっしゃれば差し上げますので、お声をおかけください。但し、先着順にMojo Cafeにご来店いただいた方、に限らせていただきます。宜しくお願いします。

 このブログを書いていたら丁度編集の川畑さんがいらしてくれた。私が、お客様にWhisky Voiceを配りたいといったので、たくさん抱えて持ってきてくれたのだ。(本当にありがたいです)そしてなんとこんなプレゼントまで・・・



山崎蒸留所で瓶詰めされたシングルモルト


 今夜はWhisky Voiceを片手に、こいつを飲りながら夜を楽しもう!