BLUES&SOUL Recordsという、まあ名前の通りBLUESとSOULのミュージシャンや作品を取り上げる音楽雑誌。と、Whisky Voiceというサントリーさんが発刊している主にバー業態向けの業界誌である。
BLUES&SOUL Records(以下BSR)誌は、「ブルースとソウルが流れる店」という、お店紹介のコーナーにMojo Cafeを掲載していただいている。
この雑誌では以前、Mojo Cafeでライブを演ってくれている吉村瞳さんを取り上げていたり、先日もMojo Cafeオープン5周年記念ライブとして演っていただいたW.C.カラスさんも随分紹介されているのでとても光栄だ。編集部の方が何度かMojo Cafeにいらしていただいた事があるらしく、お声をかけていただいたようだ。
吉祥寺が飲食激戦区とはいえ、たかだか5年やってるだけで「老舗の仲間入り」なんて書いていただいてしまい、とても恐縮している・・・。
まだまだやり足りないことだらけで、もっともっとお客様にとって良い店であるように精進せねばと、柄にもなく真面目に考えたりして(笑)
2016年も素晴らしいライブや良い楽曲、アーティストをたくさんお客様に紹介できたらと思いますのでみなさま今後ともよろしくお願いします!
そしてもう一冊、Whisky Voiceでは<バーのレコード>というテーマで、MojoCafeからは、ドイツを中心に欧州で活躍する、残念ながら日本ではほぼ無名のブルースシンガー、LAYLA ZOEさんとの交流の話を掲載していただいた。
この素晴らしいブルースシンガー、ジャニス・ジョップリンを彷彿させるリアルブルースシンガーのLAYLAを知るところから、おそらくは日本にMojo Cafeにある1枚しかないのではないかと言われているLAYLA ZOEのアナログレコードが、Mojo Cafeに届いたいきさつまでを紹介していただいている。
その内容は是非読んでいただければと思うのだが、(Mojo Cafeにありますので是非読んでいただけるとうれしいです。本自体も素晴らしいものなのでじっくり手に取ってこの本を味わってほしいです)この本は文章の間にたくさんの挿絵があってこれがなかなかなのである。そういう私も、似顔絵を描いていただいており、それがこれ!
まあ、被写体の問題はさておき、どうです?なかなかでしょ!
かなり恥ずかしいのですが、でもこんな似顔絵描いてもらう機会は滅多にないので意外とうれしいですよ!
この冊子は、もう20年くらい続いていて、全国のBarの紹介をかねてその都度いろいろなテーマでそこのバーテンダーやオーナーから聞いた話などが紹介されている。
表紙の絵や挿絵については、以前はウィスキー『トリス』のキャラクターを描いた柳原良平さんがお描きになられていたようだが、残念ながら今年お亡くなりになられたという事で、今はサントリーの関連会社、サン・アドの中野 直さんがお描きになられている。
そして、編集を手掛けておられるのは,今回Mojo Cafeを取り上げていただいたサントリーの川畑 弘さんである。川畑さんはこの本を創刊した当時から担当されていて、今は「エコ戦略本部」という、およそ本の編集には無関係な部署に在籍されているのだが、この本の編集だけは川畑さんが今も続けておられる。
そう、だからだから、この本にはバーとバーに集うお客様、そこで生まれる多くのストーリーを愛情をもって取り上げるという、おそらく創刊当初からあるコンセプトがまったくブレずに20年たった今も息づいているのである。一つの事を変わらぬコンセプトでやり続けるとは、こんなに素晴らしい事なのである。
是非多くの方々に、MojoCafeの記事のみならず、この本の素晴らしさを感じてもらいたいので、もしこの冊子ほしい方いらっしゃれば差し上げますので、お声をおかけください。但し、先着順にMojo Cafeにご来店いただいた方、に限らせていただきます。宜しくお願いします。
このブログを書いていたら丁度編集の川畑さんがいらしてくれた。私が、お客様にWhisky Voiceを配りたいといったので、たくさん抱えて持ってきてくれたのだ。(本当にありがたいです)そしてなんとこんなプレゼントまで・・・
山崎蒸留所で瓶詰めされたシングルモルト
今夜はWhisky Voiceを片手に、こいつを飲りながら夜を楽しもう!