Mojo Cafe

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2016年7月1日金曜日

大鶴村のサイレンがモジョカフェに鳴り響いた日・・・コージー大内・菅原広巳 ライブ 2016・5・20

 

トップバッターは(といっても二人なのだが)いつもの通り 菅原広巳氏のカントリーブルースから。

 たしか以前お聞きしたところでは、菅原さん、一人でブルースの弾き語りをやるようになってまだ2年くらい、と言われていたが(間違っていたらごめんなさい!)、少なくともMojoCafeで演っていただくようになって約1年、この間にも菅原さんのブルースはものすごく進化しているように思う。

 人柄からにじみでる優しい歌い口の反面、そのギターのフィンガーピッキングは野太く強い。そして乗ってきたころにはその優しい歌い口がなかなかの迫力ある表現に変わっているのだ。

う~ん、どんどんカッコいいブルースマンになっていきますねえ!今回も素晴らしかったです!

 そしてお待ちかね、コージー大内登場!

 いや~すごかった!コンセントレーションを高めた厳しい顔つきのコージーがいきなりギターをかき鳴らすと、待ってましたと言わんばかりのファンの歓声と足踏み(Mojoの床、古いから心配だよ~)、そしてみんなスマホのカメラ向けてたなあ。

 その1曲目はなんと「Mojo Hand」。うれしいですね、めったに演らないらしいのだけど、今日はセトリの最初に持ってきてくれた!
 Mojo Cafe で聴く生MOJO HAND 最高です!

 リハーサルのときはホントにライトニングだあ!と喜んで聴いていたのだけど、本番はもうあくまでコージーでしかないプレイでした。

 そして終始笑顔で、笑いを交えて、というか笑いしかないという感じで迎えた「大鶴村のサイレン」。

 個人的にはこの曲は僕の中で、W.C.カラスの「手のなる方へ」と並んで大好きな名曲です。

 こんな名曲の始まりもやっぱりコージーらしく、かなりおちゃらけた紹介でした(笑)ほんとにいい歌だなあ。

 会場の興奮が冷めることもなく、コージーが歌うと体が動く、踊る、ブルースって踊れて楽しいもんなんだ、なんてあらためて思い返したりしました。

 1900年代初めのサウスアメリカのジュークジョイントやホンキートンクではこんな感じで身体を揺らして飲んで踊って楽しんでたんだろうか。

 惜しまれながらの終演後もみなさん、飲んで話して盛り上がりましたよ!最後は菅原さん、コージーさん、そしてお客様として見にいらしてくれたCOLD SWEATの渡辺さんとカウンターで楽しんでいただきました!

 菅原さん、コージー大内さん、そして見にいらしてくれたたくさんのお客様、ありがとうございました!