先日、とある都立高校の吹奏楽部定期演奏会なるものに行ってきました。
今回は春休み中という事で平日の夜の開催。お休みいただいて観に行きました。
毎回コンクールでは金賞をいただいている吹奏楽部の演奏だけあり、とてもいい演奏を聴かせていただきました!なんかいつもとは違う種類の感動をもらったような気がしました。
この感動って・・・どこから来るのですかね?
感動するって、2パターンあって、一つは、「自分ではできない、普通では絶対できない特別な事、プレーを見せてくれること」 二つ目は「表現者の素直な感情や想いがリアルに表現され、見る者や聴く者の心を打つ事」だと思うのです。
この二つが相乗してさらに感動したり、逆に片方だけが飛びぬけて素晴らしいことで良くなったり悪くなったり、見る人によっても違ってくるのだと思います。
そして、この生徒たちは毎日朝も夜も、土日も休みなく練習してやっとここまでの演奏ができるようになったのですよね。そこにもう一つ感動の要素が加わりました!それはこの生徒たちの日常の苦しい練習や苦労を間近で見ていることで『ストーリー』が見る者の心に加わります。
日々の練習により創り上げられた素晴らしい演奏と、生徒とその顧問の先生たちの熱い想いに、その努力を知っている身内の方々に生まれた「ストーリー」が組み合わさって普段得られない感動を味わうことができました!
演奏会は2部構成で、1部はコンクールなどで演奏した曲等、2部はポップスメドレー等のみせる演奏です。
ある生徒は、演奏中の激しいアクションの中で動きを間違えて楽器をぶつけてしまいました。幸いぶつけたところは、少し凹んだようですが音に影響する場所ではなかったようです。その生徒は、その楽器のキズを自分への戒めとしてあえて修理しないのですって。