今回はMojo Cafe初のJAZZのライブでした。
出演は若きギタリスト、岸本賢治さんによるユニットで、今回はトランペットに宇野よしひろさんを迎えての演奏でした。
二人ともまだ20代のミュージシャンですが、恐ろしく抑制のきいた演奏でまるで熟年ミュージシャンの音かと勘違いするほどです!
普段ロックやブルースを聴きなれている目と耳にはかなり新鮮ではありましたが、しかしそれ以上に彼らの一音一音に対するこだわりや感情の込め方には一流のミュージシャンとしての美意識を感じざるを得ませんでした。
バラードを歌うように奏でるトランペット。激しく、やさしく、さりげなく鳴り響くギター。一流の技術に裏付けされた素晴らしいジャズ的表現、というのでしょうか?スタンダードなジャズでの二人のアドリブのプレイに激しく感動した夜でした。
岸本さんの印象的な一言『信じられるのは自分自身のプレイと、このギターだけ。だから他の機材がどのようなものであれ一切構わない』 どのような状況下でも自分のプレイに迷わないというプロとしての自身の表れなのでしょうか。
今回はMojoCafeとして初めてのJAZZだったからか、人が集まらず少しさびしい状況であったにもかかわらず、二人は最高のプレイを見せてくれました。こんな素晴らしいもの、もっとMojoのお客様にも見てもらいたいので次回のライブも決めちゃいました。
3月10日(木) Mojo Cafe
岸本賢治さん(g)が、次回は素晴らしいアルトサックスのプレーヤーとともに演奏してくれます。
詳細は追ってHPやFBで告知いたします。みなさま、お楽しみに!